2009年05月31日

Windows版Qt CreatorとFTDI USBライブラリの連携

ようやくQt + FTDIがモノになってきたので、ここらで報告。Qt4.5 Windows Free版のQtCreatorでFTDI USBデバイスを使ったアプリケーションを作るための方法。


Qtの入手

NokiaのサイトからQtのWindowsバイナリ版を落としてくる。多分C:\Qtあたりに展開されるはず。私が使っているのは2009.02と書いてある。


FTDIライブラリの入手

FTDIのサイトからD2XXドライバを落としてくる。私が使っているのはCDM 2.04.16 WHQL Certifiedである。添付されているライブラリ定義ファイルはVC++を想定しているので、mingwベースの環境であるQt Creatorでは読み込めない。


FTDIライブラリの変換

ライブラリの定義ファイルftd2xx.libをmingw(てかgcc)が読み込めるように変換する必要がある。変換についての詳しい説明は、dlltoolで検索するとたくさん出てくるので参考にしていただきたい。

詳しい説明を何もかもスキップすると、以下のスクリプトを動かすことで、gcc向けのライブラリ定義ファイルlibftd2xx.libを生成できる。生成したライブラリは、gcc hoge.o -lftd2xxのような感じでリンクできる。

convlib.sh
#!/bin/bash

if [ $# -gt 0 ]
then
  BaseName=$1
  DefFileName=$1.def
  LibFileName=$1.lib
  DllFileName=$1.dll
  OutFileName=lib$1.lib

  echo "Converting " $1
  echo EXPORTS > $DefFileName
  nm $LibFileName | sed -n -e"s/.* T _//p" >> $DefFileName
  dlltool --kill-at --def $DefFileName \
          -dllname $DllFileName --output-lib $OutFileName

else
  echo "Usage $0 libfile-without-suffix"
fi

Qt Creatorから外部ライブラリを呼ぶ

外部ライブラリを用いたプロジェクトをビルドするためには、ライブラリのヘッダファイルの置き場と、リンクするライブラリを指定する必要がある。通常、Makefileを編集することで、要求を達成する。

Qt CreatorではMakefileはqmakeによって自動的に生成される。したがって、Makefileを人手で書き換えても自動的に上書きされてしまう。そこで、qmakeの入力ファイルに設定を追加して、問題を解決する。

実はプロジェクトファイル(*.pro)はqmakeの入力ファイルである。qmakeはプロジェクトファイルを基に、ビルド対象のファイルを特定する。プロジェクトファイルの書式は例えばここで紹介されている。

ftdlib/includeにヘッダファイルを、ftdlib/libにライブラリを置いた場合、プロジェクトファイルはこうなる。これでQt CreatorのGUIからビルドできるようになる。

ft245demo1.pro
TARGET = ft245demo1
TEMPLATE = app
SOURCES += main.cpp \
    dialog.cpp \
    ft245demowidget.cpp \
    ft245ctrl.cpp
HEADERS += dialog.h \
    ft245demowidget.h \
    ft245ctrl.h
QMAKE_INCDIR += ./ftdlib/include
QMAKE_LIBDIR += ./ftdlib/lib
QMAKE_LIBS   += -lftd2xx
posted by yuji_at_radiance at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

QtとUSBで遊ぼう

QtでGUIを作ってUSBマイコンをI/Oにして何か面白いものを作ってみたいと思う。とりあえず練習として、秋月電子のFT245ボードを動かしてみる。秋月で公開されているサンプルをQtでそれっぽく再現してみたのがコレ。

ft245demo.png

FT245のAPIライブラリのドキュメントは、肝心なところがあちこち抜けていて、結局ヘッダファイルを読まないと何がなんだかわからなかったりする。I/Oの方向を決めるAPIとBitBangモードでI/Oを読むAPIの名前が対になっている(set/get)のはどうにかならないのだろうか。これで2時間くらいハマった。タスケテ・・・。

経験値が溜まってきたらez-usb FX2も試してみたい。オプティマイズのボードとか。通信帯域が十分にあれば測定器とかも作れそう。

posted by yuji_at_radiance at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

ハードウェアの設定あれこれ

本来のマシンにHDDが納まったところで、ハードウェア類の設定を行う。 例を挙げると・・・

  • cpuspeedサービス
  • lm-sensorsサービス
  • データ用HDDのスリープ
などがある。


エンコードでもしない限り1.8GHzでまわす必要など全くないので、cpuspeedを使ってプロセッサの周波数を下げる。CPUはViaのC7-Dを使っており、省電力モジュールの名称はe_powersaver (Enhanced Power Saver)である。cpuspeedデーモンの設定ファイル/etc/sysconfig/cpuspeedを編集する。

/etc/sysconfig/cpuspeed
##関係ないとこ省略
DRIVER=e_powersaver
GOVERNOR=

GONERNORは設定しないとon-demandモードになる。あとは、サービスを立ち上げ、(少なくともランレベル3と5で)自動起動の設定をする。

# /etc/init.d/cpuspeed start
# /sbin/checkconfig --level 35 cpuspeed on

lm-sensorsを使うことで、温度センサ、電圧センサ、ファンの回転数制御などが使えるようになる。sensorsサービスを使うためにはまずセンサICのドライバをロードする。SN18000に搭載されたセンサはdme1737モジュールで制御する。

ちょっと厄介なのは、センサの置かれているアドレスが普通と違う(?)らしく、モジュールを起動する時に引数が必要である。

# modprobe dme1737 probe_all_addr=1
# sensors

起動時オプションを指定するのが面倒なので、オプションが自動的に付加されるように設定を変更する。これで、単にmodprobeするだけでOK。起動時にロードしておきたいならば、rc.localに追加するのも手である。

/etc/modprobe.conf
options dme1737 probe_all_addr=1
/etc/rc.local
modprobe dme1737

データ用ハードディスクを停止させる手順については、以前にも取り上げた。hdparmを使ったタイムアウトの設定とsmartdの設定変更で、HDDの電源を切るようにしている。

posted by yuji_at_radiance at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

ネットワークの再設定

Radiance上では様々なネットワークサービスが稼動している。例えば

  • PPP接続
  • ルータ
  • ファイアウォール・NAT
  • DHCPサーバ
  • HTTPサーバ(外向き・内向き)
  • Sambaサーバ
などがある。これらのサーバをReady to useな状態に持っていかなければいけない。厄介なことに、このあたりの設定はハードウェアの構成に強く依存するのでノートPC上で設定することができない。


まずはPPP接続の修復。アクセスポイント名とパスワードがどうにも思い出せないので設定ファイルをコピーしてしまった。/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ppp0.cfgと/etc/ppp以下の全ファイルをコピーする。

接続のリース期限が切れるとIPアドレスが変わってしまう場合がある。IPアドレスが変わった時にダイナミックDNSのレコードを書き換えるサービスを走らせる。RadianceはDynDNSを使っているので、DynDNSを公式にサポートしているddclientをダウンロードした。READMEにしたがって設定ファイルを/etc/ddclient以下に配置してスクリプトファイルを/etc/init.d以下に配置する。起動時にddclientが立ち上がるようにchkconfigを使って設定する。

PPP接続をゼロから設定するときはadsl-setupコマンドを使う。手元にISPの契約書類を用意しておくこと。


ルータ・ファイアウォールの設定はiptables(今はnetfilterっていうんだっけ?)を使う。設定自体は横着して旧サーバからコピーしてしまったが、それでも結構ハマった。iptables周りは変更が激しいので、カーネルをビルドすると必ずトラブルが発生する。

CentOSのデフォルトカーネル(2.6.18)から最新カーネル(2.6.29)にスイッチしたところ、起動時に早速エラーが出た。ip_conntrack_netbios_nsが無いとのことである。とりあえずクラッシュしないので、見なかったことにして先に進む。 続いて、iptablesを再現するコマンド列をsourceコマンドで実行したところ、natチェインが使えないとの警告を食らってしまった。lsmodをかけてみると、確かにnatチェインに必要なiptable_natモジュールがロードされていない。っていうかipv4向けのiptable関連モジュールが何一つロードされていない。一方、ipv6向けのiptable関連モジュールは正常にロードされている。こうなるとカーネルの設定が怪しくなってくる。

カーネルの設定を対話的に確認・修正するにはmake menuconfigする。iptablesの設定はTOP→Networking support→Networking options→Network packet filtering framework(Netfilter)以下にある。設定を見ると多くのチェックボックスが空欄になっている。いつの間にやらディレクトリ構造自体が大分変わっているので、oldconfigに失敗したようである。IP→IP connection tracking supportやIP→Full NAT、IP→MASQUERADEなど、NATに必要なモジュール一式にチェックを入れる。いやむしろ全部入れる。どうせモジュールなんだ。 Core Netfilter Configuration以下もスイッチを入れまくる。外れているとマッチングルール類(-p tcp -m lengthとか)が効かなくなる。

Core Netfilter Configuration以下にNetwork name service protocol supportなるスイッチがあった。名前から察するに起動時にコケていた理由はこれじゃないだろうか。

あらかたスイッチを入れた後でカーネルを再コンパイルして再起動する。やっぱりip_conntrack_netbios_nsは見つからないらしい。ハズレか。でもnatチェインは使えるようになったみたいで、これまで通りのファイアウォールが展開される。最後に、起動時に現在のiptablesが再構成されるようにする。

# iptables-save > /etc/sysconfig/iptables

再起動すると、ファイアウォールは正しく構成されているみたいだが、ポートフォワード機能が働いていない。起動時に復旧されるのはiptables(またはnetfilter)の設定だけである。フォワードを有効にするには/proc/sys/net/ipv4/ip_forwardに1を書き込まなくてはならない。/etc/rc.localを編集して起動時に再設定されるようにする。

/etc/rc.local
##最後に付け加える
echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward

最後の仕上げ。ip_conntrack_netbios_ns.koを探して/lib/modules以下をさまよってみる。kernel-2.6.18以下には確かに存在するが、kernel-2.6.29以下には存在しない。変わりにnf_conntrack_netbios_ns.koが置かれていた。ソースを読み比べると同じ処理をしているように見える。また、チェンジログを見ると、kernel 2.6.19あたりでnf_conntrack_netbios_nsが追加された旨が書いてある。置き換わったのだろうか? /etc/sysconfig/iptables-config内のIPTABLES_MODULESを書き換えてnf_conntrack_netbios_nsをロードするように設定したら、起動時にメッセージが出なくなった。


DHCPサーバは/etc/dhcpd.confを設定する。 ぶら下がっているマシン全てにアドホックなアドレスを与えるならこんな感じ

/etc/dhcpd.conf
default-lease-time 3600;
max-lease-time 7200;
log-facility local6;
option subnet-mask 255.255.255.0;
option broadcast-address 192.168.16.255;
option routers 192.168.16.1;
option domain-name-servers 192.168.16.1;
##domain-name-serversにカンマ区切りでプロバイダのdnsサーバを入れる
ddns-update-style ad-hoc;

subnet 192.168.16.0 netmask 255.255.255.0 {
        range 192.168.16.2 192.168.16.32;
}

Sambaサーバの設定は、/etc/samba/smb.confを編集する。さらにユーザも追加する。

# smbpasswd -a yuji
Sambaのパスワードをタイプする
posted by yuji_at_radiance at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

今日のRuby(クオート展開の話)

何かのツールのコマンドラインをrubyで生成する時、クオート記号が混じったコマンドを生成しようとすると大変である。今回はクオート記号の展開についてちょっと書いてみようと思う。

linuxでファイルを落とすときに使うコマンドラインツールでwgetというものがある。たとえばこんなふうに使う

httpに限らずftpでもダウンロードできる。便利だ。 http-getメソッド(普通にブラウザにURLを打ち込むこと)のほかにhttp-postメソッド(メールフォームと実行ボタンのこと)も使うことができる。

$ wget --post-data "radio1=on&radio2=off" http://hogehoge.com/sample.cgi

postメソッドの引数は--post-dataで渡す。引数はシングルクオートもしくはダブルクオートで囲む。(シェルではアンパサンドは「複数のコマンドを連続して実行する」という意味になるので、クオートしないと困ったことになる)

クオート記号を含んだコマンドラインを生成・実行するためには例えばこんな風に書く。

commandline = "echo 'hogehoge&hagehage'";
puts(commandline);
system(commandline);
##ruby出力: 'hogehoge&hagehage'
##echo出力: hogehoge&hagehage

外側のダブルクオートは文字列定数を作るための記号なので、コンパイル時(はrubyにはないけど・・・)に消える。内側のシングルクオートは、echoコマンドが実行されるときに消える。

では、echoコマンドで'hogehoge&hagehage'と出したいときは?答えは以下のとおり。

commandline = "echo \"'hogehoge&hagehage'\"";
puts(commandline);
system(commandline);
##ruby出力: "'hogehoge&hagehage'"
##echo出力: 'hogehoge&hagehage'

echoコマンドにわたった文字列からダブルクオートが消えて、シングルクオートが画面に現れる。 こっちは間違った例。隣り合うシングルクオート同士でペアを作ってしまう(?)ので、むき出しの文字列がシェルに渡ってしまう。

commandline = "echo 'hogehoge&hagehage'";
puts(commandline);
system(commandline);
##ruby出力: ''hogehoge&hagehage''
##echo出力: hogehoge
##          hagehageというコマンドは存在しません

バックスラッシュでエスケープすればいいじゃんと思うところだが、エスケープキャラクタはrubyとシェルで2度評価されることと、シェルで評価するときにはダブルクオートで囲まれた中のダブルクオート(要するに"\""のこと)しかエスケープされないこと、シェルにおいてバックスラッシュは「複数行にわたるコマンド」をあらわすことに注意しなければならない。

posted by yuji_at_radiance at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

foltia録画システムのセットアップ

テレビの録画を管理するのにfoltiaを使っている。夏場は特に放送時間が突然に前後するので、自動的に開始時刻を修正してくれるのはありがたい。 ここでは、HTML版のインストールガイドに書かれていない微妙なところを説明する。

SELinuxの誤爆

postgreSQLを設定する際に設定を間違えてしまった場合、乱暴なやり方だがデータディレクトリ/var/lib/pgsql/dataを消去すれば、真っ白な状態からやりなおすことができる。このときSELinuxをEnforceモードにしておくと、postgreサービスが立ち上がらなくなることがある。postgresql.confにアクセスできないと言われたらSELinuxが誤爆してる可能性が高い。一度Permissiveモードに変更して様子を見よう

文字コード

foltiaは扱う文字コードをEUC-JPに固定している。データベースもWebサービスもスクリプトも全部EUCである。CentOSを使う私としてはUTF-8で統一されたほうが便利なので、書き換えを試みた。
まず、スクリプトをUTF-8に書き換える。書き換えはnkfを使えば簡単だ。

$ nkf -Ew eucfile.txt > utf8file.txt

データベースもUTF-8化する。データベースをinitdbコマンドで初期化する際に文字コードをUTF-8に指定する。(CentOS/Fedoraなら何も指定しない場合はUTF-8になる)
データベースに書き込みを行うスクリプトperl/getxml2db.plは内部で文字コードの変換を行っている。Jcode::convert($str, 'euc')をJcode::convert($str, 'utf8')に置き換える。

PHPスクリプトもUTF-8化する。といってもmetaタグのlanguage指定をEUC-JPからUTF-8に変更するだけであるが。

apache/phpのコンパイル

外向きのWebサーバを運用しているのでfoltiaのWebサービスを設置できない・・・という場合は、foltia用にサーバを作ってしまえばいい。
apache(httpd)のビルド・インストール
例えば、/home/foltia/foltia_httpdにインストールする場合

[foltia]$ tar -zxvf httpd-2.2.11.tar.gz
[foltia]$ cd httpd-2.2.11
[foltia]$ ./configure --prefix=/home/foltia/foltia_httpd
[foltia]$ make && make install
phpのビルド・インストール
例えば、/home/foltia/foltia_phpにインストールする場合
[foltia]$ tar -zxvf php-5.2.9.tar.gz
[foltia]$ cd php-5.2.9
[foltia]$ ./configure --prefix=/home/foltia/foltia_php \
--with-apxs2=/home/foltia/foltia_httpd/bin/apxs \
--with-pgsql=/usr/bin
[foltia]$ make && make install
[foltia]$ vi /home/foltia/foltia_httpd/conf/httpd.conf

Ifmoduleセクション内に
AddType application/x-httpd-php .php .phtmlを追加
apacheの(正確には設定ツールの)置き場所とpgsqlのインストール場所を指定する必要がある。foltiaはphpファイルばかりで構成されている。必要に応じてDirectoryIndex index.php index.htmlも書き加えておくとよいかもしれない。

apacheの起動は/home/foltia/foltia_httpd/bin/apachectl startで行う。起動時に必ず起動するように/etc/init.dか/etc/rc.localに設定を作るのもよいだろう

トラブル

  • なぜかわからないが、一件も録画予約をしていない時に放映予定のページの表示がエラーメッセージだらけになる。in_arrayのメソッドに不正な値が入っているという。確かphpの配列を扱うメソッドが空の要素を認めないことが原因で出るメッセージ。アップデート前とapache/phpのバージョンは同じなのでpostgresqlの仕様変更のせい?
  • getxml2db.plを実行する際にDBD::Pg::db do failed: ERROR: invalid input syntax for integer: ""と表示される場合がある。これはpostgresqlの仕様変更によるものらしい。空文字とNULL要素を厳密に分けるようになったのだそうな。ちなみにこのエラーはDLしてきた番組表にfoltiaが知らないTVチャンネルが入っていた場合に起こる。局名→局ID(内部的なもの)の変換がうまくいかないため、SQL文に空文字が混じってしまう。

posted by yuji_at_radiance at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

アップデート完了

週末ほとんど全てをかけて、何とか全てのサービス・設定の移行を完了。現在はチマチマとディスク内のデータを移動しているところ。いろいろとつまづいたところもあったので、試行錯誤をまとめて報告することにしよう。

ふう。もう1〜2年はアップデートしなくていいや。

posted by yuji_at_radiance at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

Chrome9ドライバのインストール

SN18000にはVIA Chrome9 IGというチップセット統合型のディスプレイコントローラが搭載されている。デフォルトのlinuxインストールでは、Chrome9のドライバはインストールされておらず、VESA互換モードでlinuxが起動する。が、遅い。firefoxがまともにスクロールしなかったりする。サーバとして使うには別にどうでもいい話だが、デスクトップOSとして使おうと思うと正直しんどい。

Chrome9のドライバはVIA本家がリリースしているものと、openchromeがリリースしているものがある。VIA本家のものをインストールしようとしたら失敗したので、openchromeのものを使うことにする。

openchromeはEPELのリポジトリからダウンロードできる。なんてありがたいんだ。 先にYUMリポジトリの追加の手順でEPELを追加しておく。

# yum install xorg-x11-drv-openchrome

余談だが、VIA本家のドライバはビルドスクリプトやインストールスクリプトに厳しいバージョンチェックが入れてある。サポートが表明されているFedora、SuSE、Mandriva、Ubuntu以外はスクリプトを改造しないとビルドすらできない。スクリプトをどうにか修正するも、やはりXサーバは起動しなかった。

posted by yuji_at_radiance at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最新カーネルのビルド【2009年5月】

最新のlinuxカーネル2.6.29.3をビルド・インストールする。これでsensorsやcpuspeedがSN18000上でも動くようになる。ちなみにCentOS5.3のデフォルトカーネルは2.6.18である。

まず、Linux Kernel Archivesからカーネルソースをダウンロードしてくる。

以降、/usr/srcで作業

# tar -jxvf linux-2.6.29.3.tar.bz2
# ln -s linux-2.6.29.3 linux
# cp kernels/2.6.18-128.1.10.el5-i686/.config linux/.config
# cd linux
# make oldconfig

oldconfigを使って古い設定をインポートしつつカーネルをビルドする。途中いろいろと聞かれるが、基本的にENTERを連打すれば事足りる。たぶん。

SN18000向けで、いくつかやっておかなければならないオーバライドは・・・。

  • Processor family で MVIAC7を選択
  • VIA C7 Enhanced PowerSaver で Moduleを選択
  • SENSORS_DME1737 で Moduleを選択
  • VIA Unichrome Chrome9ドライバ (FB_VIA) で、Noを選択
間違えて選択してしまったら、menuconfigで修正する。

  カーネル本体のビルド
# make bzImage
  モジュールのビルド
# make modules
  モジュールインストール
# make modules_install
  カーネルインストール
# make install

make installの際に、raidコントローラのカーネルモジュールが不足していると警告を受ける

# make install
WARNING: No module dm-mem-cache found for kernel 2.6.29.3, continuing anyway.
WARNING: No module dm-message found for kernel 2.6.29.3, continuing anyway.
WARNING: No module dm-raid45 found for kernel 2.6.29.3, continuing anyway.
とりあえず、警告が出ても正常に動くらしい。このほか起動時に、dm-region-hash.koがないという警告も受ける。
insmod error inserting '/lib/dm-region-hash.ko' : -1 File exists

posted by yuji_at_radiance at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

yumのリポジトリを追加

BASEやExtrasに含まれないパッケージをyumでインストールできるようにするために、リポジトリを追加する

  • EPEL: Fedora projectの成果物が多く反映されたリポジトリ
  • DAG: 様々な追加パッケージが置かれたリポジトリ
リポジトリの追加方法は該当サイトのFAQあたりを参照のこと

後はもう、yum installなりyum updateなりお好きにどうぞ

posted by yuji_at_radiance at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LVM時代のLinuxインストール

最近のLinuxでは、インストール時のデフォルトの設定でLVM(Logical Volume Manager)が利用される。パーティションサイズを後から拡張できたりと便利なシロモノらしいのだが、いろいろと弊害もある。
同じ名前のVolumeGroupを同時にアクティブにすることができない都合上、バックアップ用に残しておいた古いHDDをマウントできない場合がある。実際のところ、ほとんど全てのディストリビューションでVolGroup00というグループ名を使うため、古いHDDのマウントはほぼ確実に失敗する。

VolumeGroup名がかぶってしまった場合の解決法は他のサイトで説明されているのでここでは解説しない。

Linuxをクリーンインストールする際には、ユニークなVolumeGroup名をつけておくことをお勧めする(もっとも、VolumeGroup名を決めうちにしているドライバとががあった場合に大問題になるかも知れないけど)。名前の付け方はなんでもいい。マシン名+日付とかOS名とか。
私はマシン名+日付ということで、RAD09MAYとした。

インストール時に漫然とNextボタンを押していると、パーティションの設定はバックグラウンドで勝手に行われてしまう。
パーティションの確認(だったかな?うろ覚え)のチェックボックスを入れて、パーティションの分割案が表示されるようにする。
volumename.jpg

posted by yuji_at_radiance at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハードディスク交換と再セットアップ

インストールしてから1年運用し、いろいろとゴミが溜まってきたので、ここらで一度再セットアップしてみたくなってきた。ちょうど3月末あたりにCentOS 5.3がリリースされたので、CentOS5.2からCentOS5.3に乗り換えてみることにした。

と、軽く思い立ってみたものの、Radianceには定時録音や定時録画のサービスがいろいろ走っていて、システムをとめておけるのは高々半日程度。それだけの時間でOS再セットアップ→録画録音サービスのインストール→動作確認を確実にこなさなければならない。どう考えても無理である。少しでもマシンを止める時間を減らすために頭をひねることにした。

クリーンインストール用のHDDを新しく買うことにした。HGSTの160GByte。録画データが120GByteのHDDを圧迫し始めていたので、ちょうどいいくらい。最近は160GByteの2.5inchは型落ち寸前であり、250GByteや320GByteが主流らしい。AV用途のA4ノートとかだと容量がいくらあっても足りないのだろう。
hdd160gbyte.jpg

インストール対象のHDDをノートPC(ThinkPad T61)にセットする。可能な限り(ネットワークデバイスとかの直接的な設定)ノートPC上で設定してしまう。

CentOS5.3がThinkPad上でかなり快適に動作することにびっくり。Fnキーと組み合わせるコマンドもちゃんと認識する。cpuspeedもつかえるし、ハイバネートも可能。電源管理もちゃんと動く。もうこのまま使い続けてしまおうか・・・いかんいかん。

再インストール作業の記録

posted by yuji_at_radiance at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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